北九州にある『照寿司』(てるずし)の店主、渡邉貴義(わたなべたかよし)さんが話題です。
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坊主頭に睨みを効かせた眼差し(ドヤ顔)、そして手を前に差し出す決めポーズ。一発で覚えてしまうインパクト。
テレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』では『北九州にある田舎の寿司店の大将だったのに、うっかり客にキレたらSNSで世界中に広まり結果的にグラミー賞のレッドカーペットを歩いた人』として紹介されるという注目度。
今回はこの、北九州は戸畑で活躍する異色の寿司職人、渡辺貴義さんについてです。
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北九州の『照寿司』(てるずし)とは?店主・渡邉貴義は一体何者?
照寿司(てるずし)および渡邉貴義さんのアウトラインは以下の通りです。
・『照寿司』は江戸前ならぬ、『小倉前』『九州前』の寿司を出す高級店。北九州戸畑にある。
地元で獲れた白身魚や貝類の繊細な旨味を生かすべく、煮切り醤油を使わず、塩やすだちで鮮魚の甘みと旨味を引き出す
引用元:https://www.herenow.city/kitakyushu/article/teruzushi-2/1
・渡邉貴義さんは『照寿司』の三代目で、SNS戦略で世界的に知名度があることから北九州市観光大使に任命されたことも。
・大衆店だった『照寿司』を渡邉貴義さんが2013年頃から高級店にシフトチェンジ。カウンター8席で予算は1人3万円〜。SNSで火がついて海外からの来客も多く生まれるように。
・堀江貴文さんプロデュースの『和牛マフィア』のプロモーションビデオに影響を受け、同様のビデオを制作したところ、海外からの認知度が爆発的に上がった。
・調理のパフォーマンスを客がSNSで拡散したことで世界的な人気になる。
・NYのイベントで『照寿司』を出店したところ現地で認められ、これがきっかけとなり2020年1月に、グラミー賞の授賞式に渡邉貴義さんが招待される。
ここがNYの照寿司! pic.twitter.com/PMwnsWW9JL
— Teruzushi_OFFICIAL(照寿司) (@Teruzushi_) December 31, 2019
という感じで、従来の寿司の常識を覆したスタイルを築きつつ、SNS全盛の時代に合わせて『映える』パフォーマンスと料理を提供することで日本に留まらず海外でも話題になっているという新しいスシマーケティングを実践しているのが、渡邉貴義さんの『照寿司』なんです。
[the_ad id=’580′]堀江貴文さんも『照寿司』の常連だそうです。
あのホリエモンも認めた名店!
そうなると、やはり高級で、そして美味しいお寿司を出してくれる店なんですよね、『照寿司』は。
行ってみたいですね〜。
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『照寿司』は料理も店主もインスタ映えしまくり!
以下、『照寿司』で出てくるお料理です。
これだけでも充分、名店であることは確実です。映えてます。
が、『照寿司』で最も映えているのは、料理よりも、大将の渡辺貴義さんでしょう。
すしざんまいの向こうを張る、渋みを効かせた決めポーズ!
この渡邉貴義さんのドヤ顔と決めポーズが見たくて遠くから足を運ぶお客さんも多くいるそうで、ブランディングも成功してますね。
ずっと楽しみにしてた照寿司を食べに北九州へ。
大将のドヤ顔を見れて幸せな週末。 pic.twitter.com/gbXCUD9DLr— あさみ@ママ起業&フリーランス/世界一周完 (@AsamiSuzuki) February 2, 2019
蝶ネクタイも最高にキマってますし、セルフプロデュースに長けたビジネスマンでもあるんでしょうね、この大将は。
親の商売を継いだ後で変革に挑戦するというのは、非常に勇気の要ることだと思います。
インターネット全盛のこの時代に寿司という文化を上手く情報発信して世界規模の人気店に育てた手腕は素晴らしいし、このチャレンジ精神、フロンティアスピリットは私も刺激をたくさんもらいました。
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『照寿司』は目でも味わえる最高のエンタテインメントか
私は『照寿司』に実際行ったことがないので肝心のお味はわからないわけですが、九州ならではの高級食材を取り揃えた寿司、料理の数々はきっと一級品でしょう。
北九州・藍島で朝に獲れたばかりのウニや、大分は中津産のワタリガニを生で、しかも大分産のカボスを絞って食べられるというのですから、これはたまらないでしょう。
しかし、このお店がブレイクした最大の要因は、味よりもエンタメ性でしょうね。
渡邉貴義さんのパフォーマンスを客に撮らせ、SNSで拡散させることで『行ってみたい』というニーズを世界規模で引き出していった戦略が思い切り当たったというわけです。
『魅せる』を追求した結果、世界レベルの寿司屋にまで育ったという痛快なストーリーですね。
これは私が行ったことのある店でいうと、スティーブン・スピルバーグ監督も大好きだというNINJA AKASAKAもそんな感じです。
お店の中が忍者屋敷みたいになっていてですね、スタッフも忍者で、料理も遊び心いっぱいです。しかも、スタッフの忍者さんがまさしく忍者の如しテーブルマジックまで披露してくれるんですよ(笑)。
海外からきたお客さんを接待する時にこのNINJA AKASAKAをよく使っているのですが、毎回驚かれ、喜ばれます。^^
なので、『照寿司』も海外のゲストを連れていったら相当喜ばれるんじゃないかと思いますね。
今後の渡邉貴義大将の野望はやはり世界展開のようですが、それについてもポリシーをしっかりと持ってらっしゃるようです。
実際いま17カ国くらいからイベントのオファーもいただいています。ただ、ありがたいことに香港、マカオ、モスクワ、シンガポールからは出店のオファーまであるのですが、「まだそのときじゃない」と思っています。あくまで僕は北九州の戸畑で世界と勝負したい。それが一番価値が高いじゃないですか。 ここを根城にして、地の利を生かした素晴らしい食材を使って「ここでしか食べられないよ」「ここでしか見られないよ」と言いたいんです。そういうビジネスがひとつくらいあってもいいじゃないですか。地方にいれば、地方の一番いい食材を、中央より早く確実に手に入れることができますから。
引用元:https://sdgs.yahoo.co.jp/originals/13.html
常識破りで大胆なビジネスセンスを持つ渡邉貴義さんですが、北九州戸畑をメインに活動するということにこだわりを持ってブレない姿勢で世界を見ているという冷静沈着さも凄いです。
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ホリエモンとコラボした店舗を東京に出すというプランもあるみたいですので、もうちょっと待っていたら『照寿司』の味を東京でも体験できるかもしれませんね。
非常に、ワクワクさせてくれる寿司屋、そして大将ですね!!