なぜ『全部大泉のせい』なの?意味や語源を解説!(鎌倉殿の13人)

全部大泉のせい 鎌倉殿 分析

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』大泉洋さんが演じている源頼朝が話題です。

なんでも、

全部大泉のせい

と言われているんですよ。

これは一体、どういう意味なのか?

今回は、『全部大泉のせい』とは何のことなのか、どういう意味なのか、ということについて解説していきます。

 

なぜ、大泉のせいなのか??

『鎌倉殿の13人』で佐藤浩一さん演じる上総広常(かずさひろつね)が第15話『足固めの儀式』で裏切りの刃に倒れ、その演技が切なくも可哀想、、と話題になってます。

一方で、この裏切りを仕組んだ大泉洋さん演じる源頼朝の狡猾さも際立ってました。

大泉のせい

簡単に劇中の流れを解説すると…

まず、源頼朝と坂東武者(ばんどうむしゃ:関東の武士)の間で対立が起きていて、この源氏同士での争いを収め自らの立場を有利にするために、関わる各人が謀略を巡らせます。

中でも、本来源頼朝サイドにいた上総広常はスパイとして坂東武者の動きに足並みを揃えていました。

上総広常の働きもあって事態は沈静化し、結果、源頼朝が坂東武者の動きを封じる格好となりました。

功労者の上総広常に感謝の意を示す源頼朝に、上総広常は『御家人なんざ、ただの使い捨ての駒だ。お前は己の道を行け。法皇様だって、目じゃねえ』と言葉を掛けます。

ここで、坂東武者の造反を不問にするのはよくない、鎌倉殿(=頼朝)の沽券に関わるのではないか、という意見が出ます。

そして誰か見せしめとして罪を着せて罰しなければ、ということになり、その『誰か』がなんと上総広常に決まります。

そしておびき寄せられた上総広常は斬りつけられ、絶命に至ります。

この、上総広常が最期の時を迎えるシナリオは、実は全て源頼朝が仕組んだことでした。

『吾妻鏡』治承5年(1181年)6月19日条では、頼朝配下の中で、飛び抜けて大きな兵力を有する広常は無礼な振る舞いが多く、頼朝に対して「公私共に三代の間、いまだその礼を為さず」と下馬の礼をとらず、また他の御家人に対しても横暴な態度で、頼朝から与えられた水干のことで岡崎義実と殴り合いの喧嘩に及びそうにもなったこともあると書かれる。(中略)頼朝に宣旨が下って東国行政権が国家的に承認されるに及び、元来頼朝にとっての最大の武力基盤であった広常がかえってその権力確立の妨害者となっていたことが謀殺に繋がったといえる。
引用元:Wikipedia

つまり、源頼朝にとって上総広常は、味方にすると頼もしいが、敵に回すとやっかいな人物だったわけです。

『上総広常は申した。御家人は、使い捨ての駒と。あいつも本望だろう』

『最も頼りになるものは、最もおそろしい。』

という、大泉洋さんのセリフは、そのシチュエーションから来ています。うーん、『仁義なき戦い』シリーズで金子信雄さんが演じた山守組長を彷彿とさせる狡猾さですねえ。

この、佐藤浩一さんを無念の最期に導き、狡猾で冷酷な立ち振る舞いを見せる大泉洋さんのことを視聴者達は憎たらしく思ってるんですね。

その思いが、

『ぜんぶ大泉のせい』

という一言に集約され、バズっているというわけです。

 

大泉のせいだと以前から訴えていた小栗旬

この『全部大泉のせい』は自然発生したものではなく、これが語源となります。

小栗旬さん演じる北条義時は源頼朝の非情な仕打ちに怒ってますので、『全部大泉のせい』だろ、と。

この小学生の手作り感がなんとも言えませんね(笑)。

小栗旬さんのこの『全部大泉のせいマスク』は各所で紹介されていて、

放送以外の場所でも大泉洋さんのネガティブキャンペーンが進んでたんですね。

そして、第15話で佐藤浩一さんが嵌められたことで、『大泉のせい』メーターが一気にMAXまで振り切ってしまった、と。

 

日本中で『全部大泉のせい』コール!

世間の反響も、ある意味散々です。

まあ、そうですね、三谷幸喜さんを恨まないと(笑)。

佐藤浩一さんも、ガチで同情してしまう果て方だったので、大泉さんへの憎しみも倍増しますね。

危険を冒してスパイまでしてあげたのに、なんで裏切られなきゃならないの…という、絶望の表情。歴史に残る名演です。

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