大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で上総広常(かずさひろつね)を演じている佐藤浩市さんが盛り上がってますね。
現在62歳の佐藤浩市さんのことをおじさん、おじいさんという印象で見ている若い視聴者も多いことと思います。
しかし!佐藤浩市さんの若い頃の演技も観てきている私からすると、『佐藤浩市は若い頃もイケメンで凄い演技してたんだよ!』と喧伝したくなるわけです。
というわけで、今回は佐藤浩市さんの若い頃の名演について語っていきますよ。
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佐藤浩市と言えばGONINでしょ
私は少年時代、殆ど映画って観てなかったんですね。
観始めたのは、上京&就職してアパート暮らしをするようになった21歳頃からです。
当時は小田急線沿線の鶴川(川崎市麻生区)に住んでいたのですが、電車に乗って町田に行き、今は懐かしいアイワのビデオデッキ付きテレビを買ったのを今でも覚えています。
こういうの。
で、アパートの近所のレンタルビデオ屋さんで映画を借りて週末に観るというのが楽しみだったんですけど、そこで店に置いてあった作品が、1995年に公開された佐藤浩市さん主演の
GONIN
なのです。
ビートたけしさんも出演するこの映画、ハード&ハードな男達の戦いが堪能できます。
[the_ad id=’580′]バブル崩壊で世間からはみ出してしまった五人の男たちが仕組んだ強盗計画の顛末をスタイリッシュな映像で描くバイオレンス・アクション。監督・脚本は今回は名美と村木の愛の物語を離れた「夜がまた来る」の石井隆。撮影は石井とのコンビが冴える佐々木原保志。五人に紛するのは、「プ」の佐藤浩市、「RAMPO」の本木雅弘、「ゴト師株式会社スペシャル」の根津甚八、「EAST MEETS WEST」の竹中直人、「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」の椎名桔平。LD化の際再編集され119分の<特別版>が製作された。また2007年には121分の<REAL EDITION>が製作されている。
引用元:映画.com
私はこれを観て、『佐藤浩市かっけえ〜…』と感嘆してしまったのですが、かっこいいヒーローなんかじゃなくって追い詰められた男が強者に牙を剥く、『窮鼠猫を嚙む』的なストーリーなんですよ。
佐藤浩市さんはこの時期もなお、父親の三国連太郎さんとよく比較されて、批評されていましたので、そのフラストレーションなんかもこのGONINで炸裂したように見えました。
とにかく、ギリギリの状況でもがく佐藤浩市さんの演技とビジュアルがかっこいいんです。
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若い頃の佐藤浩市はとにかくイケメンだった
『GONIN』を撮影していた当時は34歳頃だった佐藤浩一さん。
バブルが弾けて経営難になったディスコのオーナー、というキャラです。
うーん、1990年代って感じですね。ゆったり目のスーツが時代を感じさせます。
ここまで見て、上総広常とのギャップに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本木雅弘さんと睨み合うシーンも圧巻です。
自分からカネを強請ろうとする本木雅弘さんに、
『さっき見たろ、俺も結構ヤバイ!』
と突っぱねるんですけど、このセリフ、20年以上前なのにずっと覚えてるんですよ。それぐらい迫力のある演技だったんです。
ヤクザに土下座する佐藤浩一さん。
鎌倉殿と比べてみると…
あっ、親子みたい!
[the_ad id=’580′]どんな映画かはU-NEXTあたりでご覧いただくとして、30代前半で最も脂が乗り切っていた頃の佐藤浩一さんを宣伝させていただきました。
でもって、最後に、GONINから2年後くらいに出演した以下も紹介しておきますね。
『鎌倉殿の13人』の上総広常は、こんなに若くてイケていた!