【炎上】ミスユニバース衣装の左前&胸に『日本』が残念…でも渡辺珠理は責めないで!

ミス・ユニバース世界大会のナショナル・コスチューム(伝統衣装)部門コンテストで、日本代表の渡辺珠理さんが着た衣装が問題視され、炎上しています。

なんというか、日本文化の解釈がちょっと、、という感じです。

一体、何が起きたのか。これについて探りを入れてみました。

 

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ミスユニバース 日本代表の衣装は何がまずかった?

これが、その問題の衣装なのですが。

うーん、エキゾチック??

和服というか、JAPANを取り入れた創作ドレスというべきか。

手には招き猫、袖には日の丸。うん、ジャパンです。

でもって、一際目を引くのが、

渡辺珠理さんが着た衣装

胸元の『日本』

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この衣装をデザインしたのはイスラエル人デザイナーのアビアド・ヘルマンさん。

ヘルマンさんによると、これは原宿ファッションの要素を入れているとか。原宿ファッション。どんなんでしょうか。

ヘルマンさんの他の作品を見てみると、

うん、これはいいと思うんですけど、それでもどこかの国から見ると面白いことになってるんでしょうか。

 

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左前・招き猫・菊花紋章・胸に『日本』の文字!

今回の渡辺珠理さんが着た衣装で何が問題かというと、左前になっていることですね。

渡辺珠理 左前

 

現代では、着物は誰でも右前に着ます。着物を左前に着るのは、死装束の時だけです。昔は人が死ぬと神仏に近い存在になると考えられていました。そのため死装束を貴人と同じく左前に着せる風習が起きたと言われています。つまり「左前=死装束」ではなかったのですが、「左前は死人の着方、左前に着るのは縁起が悪い」という通説が広まってしまったのです。
引用元:https://kimono.rental-mine.org/column/kimono-right-front.html

なので、左前は日本人的にはNGです。でも、外国の人からしてみるとそこまでの知識はないですからね。

それから、胸元の『日本』が全然和風じゃないことですね。そもそも肌にペイント、というのが違和感を感じてしまうものでして。

しかも、ちょっと字が下手なんですよね。。せめて、習字の有段者に書いてもらったらよかったかなとか。

おそらく、アビアド・ヘルマンさんは日本のアニメ文化あたりをベースに考えたんだと思うんですよね。ジョジョの奇妙な冒険とか。腰の菊花紋章なんかも、なんというか、アニメ的なビジュアルを持っているような気がします。

でも、菊花紋章って厳粛なものですからね、日本人にとって。

これは一昔前のハリウッド映画で出てくる日本、に近い世界です。時代考証とかがめちゃくちゃで、とにかくジャパンぽいテイストを出しておこう、なんて。

悪いとは言わないですけど、日本人に見せる前提であれば、ちょっと考えた方がよかったかも。

今回の衣装制作は日本とイスラエルの国交樹立70周年を記念したものだったそうで、であればなおさらです。

 

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渡辺珠理は悪くない件

ここで、衣装を着た、日本代表の渡辺珠理さんにも批判が出ているようです。左前をなんとかできなかったのか、とか日本文化が誤解されるだろう、とか。


渡邉珠理さんは6年ぶりの日本人ファイナル出場者で、現在26歳。

日本、中国、アメリカの3カ国で育ち、現在は会社員をしながらMBA取得の勉強をしているところだそうです。

エキゾチックな顔立ちのモデル系美人さんですね。アンミカさんぽい。

で、渡邉珠理さんとしては、ただ用意された衣装を着ただけですので、彼女にあれこれ注文をつけるのはちょいと酷かな、と個人的には思います。

もちろん出場者の中には、衣装について自身の意見を積極的に伝える人もいると思いますが、そこは各人のスタイルですから。

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じゃあどうすればよかったのか、となった場合、できあがったものをやり直しましょう、と強く言えるかといったらそれも難しいかなと。

あるいは、左前がどれほど批判を浴びるか、という判断のできるスタッフがいなかったことが悲劇かなとも思います。

そして、渡辺珠理さんが日本在住年数が少ない、ということもネット上では言及されていますが、そこもセンシティブですよね。

出場資格を満たしている上で出場されているのであれば、文句をつけてはいけません。

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いろいろな意見があっていいと思いますが、個人的には、和洋折衷の中にも日本人の感情に沿ったデザインをしてほしかったなということと、これを来た渡辺珠理さんを批判するのは酷じゃないか、という感じであります。