『婚姻届に判を捺しただけですが』で主演を務める清野菜名さん。
漫画が原作ということで、主人公の明葉と同じく前髪ぱっつん、オン眉の髪型がキュートでたまりませんね!
しかしかわいさだけでなく、その個性的な演技にも注目が集まっている様子です。
しかし一方で『清野菜名の演技はへた』という評判も??
今回は清野菜名さんの、ハンオシでの演技力について語ってみたいと思います。
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ハンオシの清野菜名は『かわいい』を前面に出した演技がかわいい
清野菜名さん演じる明葉は独身を楽しんでいたはずが風変わりな恋愛に巻き込まれていくという設定です。
ストーリーが進むにつれて坂口健太郎さん演じる百瀬に恋心を抱いていくという心境の変化を演技で表現していくわけですが、めまぐるしい展開に翻弄される明葉の動揺を、非常に豊かな表情で伝えてくれている印象です。
何気に、香川照之さんばりに顔面七変化を魅せてくれるんですよ。
その、それぞれが可愛いんです。
[the_ad id=’580′]この顔のかわいさを自然に堪能できる作品がハンオシなんですね。
清野菜名ちゃん、かわいいなぁ #ハンオシ
— ゆずぽんず丸 (@zIFx9UeTUARcsWO) October 26, 2021
このドラマの清野菜名ちゃんかわいいよね
#ハンオシ— あずきごはん🐈⬛ (@komadorama) October 26, 2021
『最愛』の吉高由里子さんみたいに、1つの悲劇に向かって進んでいくシリアスなドラマだと、その色に染まらないといけない難しさがあると思います。
対してハンオシの明葉を演じる清野菜名さんは、ドラマの展開に合わせて喜怒哀楽の振り切りを的確にしなければいけないのが大変だと思います。
例えばですが、ドラマ初挑戦のアイドルがこの役をやっても、明葉の心の中の変化を豊かに演技で表現するのはまず無理でしょう。
そこをやってのける清野菜名さんは既に名女優の域に達していますね。
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清野菜名の演技は下手なのか?
個人的には、清野菜名さんはどんな役柄でも器用にこなすタイプではなく、持ち味を活かせる場所で光れるタイプかなと思います。
つまり、自然体の演技ができる役柄だと個性が見えやすいというか。
菜名ちゃん可愛い!演技っぽくなくて可愛い❤️ #清野菜名 #ハンオシ
— ごはん🍚 (@newhikarimican7) October 19, 2021
うん、明葉って素の清野菜名さんに通じる部分があるんじゃないかと思います。
そこを役者としての技量が足らず『下手』と判定すべきかは、意見の分かれるところだと思いますけどね。
『上手く見えない』から明葉を自然に演じているようにも見え、それが視聴者の感情移入を助けているとしたら、それもひっくるめての技術だという解釈だってできると思うんですよ。
言うとしたら、清野菜名さんは綺麗で透き通るような声をしていて、ちょっとピッチ高めです。
これがもうちょっと高低めまぐるしく発声していれば、さらに感情豊かな演技になると感じます。
具体的には、井上真央さんや伊藤沙莉さんなんかはそこの部分が際立って上手いように思えます。
清野菜名さんといえばアクションですが、ブレイクのきっかけとなった映画『TOKYO TRIBE』出演時も、そのアクションに高い評価を受けての起用でした。
最初、キャストオーディションで落選したものの、次にあったスタントマンのオーディションを受けた時に園子温監督が『清野菜名』を認識し、そこからヒロイン役に浮上できたといういきさつがあります。
そのストーリーから『清野菜名はアクションができる』という評判になり、活躍の場所を増やしていったという流れです。
[the_ad id=’580′]なので、逆に言えばアクションありきの女優だから演技だけでは…という評価がないわけではありません。実際、『TOKYO TRIBE』ではそうだったわけですから。
清野菜名さん自身も、
お話をいただければ、どんなにハードなアクションでも「負けない!」と気持ちが入ります。でも以前は、そこに頼っていた自分がいました。演技だけでは勝負できなくて、アクションがないと不安だったり……。それを克服したくて、あえてアクションがない作品をやったりという感じで、いろいろな役柄や作品に出演させていただくようにしています。
引用元:https://www.oricon.co.jp/special/49004/2/
と正直に胸の内を明かしています。
ただ、清野菜名さんの夢は世界的な女優になることですので、日本のドラマの中で上手く演じられるかどうか、というのは局地的な話でしかないと思いますね。
ミラ・ジョヴォビッチと共演するのが夢という清野菜名さんは現在英会話を勉強しており、日本での活動を休止して留学することも計画していると以前に語っています。
現在は生田斗真さんと結婚し第一子を妊娠中なのでその計画はまだ先になるかもしれませんが、
【画像】清野菜名 ハンオシでお腹出てる?でもドラマは楽しもうよ論
将来、何らかの形で世界展開していく可能性は十分ありますので、今後の清野菜名さんの動向も楽しみでなりません。
まあ、なんというか、下手に見える作品もあるでしょうから、彼女の個性と技量が光る作品との相性が大事なんじゃないかと思います。
逆に、どんな役が来てもきっちりこなしてしまう鈴木亮平さんのような俳優さんも素晴らしいと思いますね。
鈴木亮平は悪役演技が最も上手い説!孤狼の血の眉毛とパーマもかっこいいぞ
少なくとも、今回のハンオシでの清野菜名さんの演技は、下手どころか今秋のMVPに輝くレベルのクオリティだと思いますね!
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清野菜名は大島由加里やゾーイ・ベルになってほしい
さて、個人的な願望としては、清野菜名さんには世界的なアクション女優になってほしいなと思っています。
日本人で海外に打って出たアクション女優に、大島由加里さんがいます。
清野菜名さんは坂口拓さんの養成所でスタントを学んだ経歴の持ち主ですが、大島由加里さんも同様にJACでスタントを学んだ後にユン・ピョウ主演の『冒険活劇 上海エクスプレス』に出演し、足掛かりを掴んでいます。
そこから香港やフィリピンでアクション女優として活躍するのですが、この成功事例をなぞっていって欲しいな〜なんて思うんですね。
[the_ad id=’580′]それから、タランティーノ作品の常連であるゾーイ・ベル。
https://www.youtube.com/watch?v=-0BUS3JYTjo
彼女は基本スタントマンなのですが、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』では女優としても、スタントコーディネーターとしても参加しています。
また、『キル・ビル』では女優として出演しつつ、主演のユマ・サーマンのスタントも務めています。
『TOKYO TRIBE』の時の清野菜名さんと雰囲気が近い仕事をしてますね。
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でも、日本とハリウッドでは規模が違いますから、ぶっちゃけ清野菜名さんよりゾーイ・ベルの方が数倍稼いでいると思います。向こうは映画業界の組合が強くて、役者やスタントマン、スタントコーディネーターのギャラが高額で保証されているので。
私の知り合いのスタントマン(カナダ人)は、1本のハリウッド映画に半年参加して、日本円で2,500万円くらい稼いでました!
なので、清野菜名さんも日本人代表のアクション女優、スタントウーマンとしてそういうでかいところでバンバン活躍してもらえたらなあ、と見果てぬ夢を見ているところです(笑)。