『水曜日のダウンタウン』で出てきた神輿ダコ(みこしだこ)の話が衝撃的でしたね。
この神輿ダコは実際どんなものなのか、神輿をやめれば本当に消失するのか、海外にも神輿および神輿ダコ的な現象は起こっているのか、といった方面の話題です。
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神輿ダコ(みこしだこ)とは?どんな仕組みで生まれるタコなのか
神輿ダコ。
これです。
これは凄い…。
皆さん神輿ダコって知ってます?
今日来たお客さんの肩が腫れ上がっていて、僕が「あれなんかの病気かなあ?」って言ってたらスタッフが「あれ神輿ダコですよ。神輿本気でやってる人ってああなっちゃうんです」と言われてたまげた😳
— asiaticblackbear (@asiaticblackbe1) June 9, 2021
この神輿ダコは、神輿の刺激を察知した体が、その衝撃から身を守るために皮膚を固くしようとすることからタコを形成するというものなんだそうです。人体の神秘!
[the_ad id=’580′]芸能界でもこの神輿ダコの持ち主がいます。内山信二さんです。
これまた勇ましい肩ですね。でも痛そう!
神輿ダコは、正式にはガングリオン嚢胞と言われるもので、タコの中には関節部分の骨膜が破れて出てきた骨膜液や関節液、脂肪などが含まれているそうです。
私はギターを弾いているのですが、練習を熱心にやっていると数ヶ月後には指がカチカチになって、長時間弾いても痛くならなくなります。それのハード版なんでしょうね。
[the_ad id=’580′]神輿を担ぎ出した最初は赤く腫れて痛くなり、でもそれを繰り返すと徐々に固くなり、神輿の担ぎ棒に負けない皮膚になっていく、と。
あれですね、上下にユッサユッサするから、その度に肩に負担がかかるわけですよね。
いきなりやったらソッコーで肩が腫れ上がると思います。そして、慣れてきたら神輿ダコ…。
何気に壮絶な世界なんですね、神輿というのは!
神輿ダコは祭りへの参加をやめたらなくなるの?
気になるのは、この神輿ダコは一生取れないものなのか、それとも、神輿をやめてしばらくしたら膨らみは消えていくのか、ということ。
これは、その人が神輿を担いだ後に肩をどうケアーするかでも変わってくるそうです。
スポーツ選手が練習後にストレッチやマッサージをして身体をケアーするように、神輿を担ぐ人の中には、水分を多く摂取し、肩を温めて血流をよくするなどのケアーをしている人もいるそうです。そういう人は、神輿ダコ自体ができにくい、と。
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しかし何にもしないで固いままで放置しておくと、神輿を担ぐことを止めたとしても神輿ダコがガチガチに固くなったままで、手術しないといけないケースもあるとか。
なので固まる前になんとかしないといけない、ということみたいです。
ただ、神輿ダコって、神輿を担いだ祭り男だけにできる勲章、みたいな意味もあるそうですから、日常生活に支障がないなら、そのままでもいい、という人もいるんでしょうね。
私は幼稚園の時に一回だけ、町内会のお祭りで法被を着て神輿を担ぐのに参加したことがあります。
なんというか、勇ましくなれたような気がしたのは記憶してますね。^^
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神輿ダコはイタリアにもあった!!
この神輿ダコ、実は海外にもあるんですよ。
これなんですが。
これ、
ラ・フェスタ・デイ・ジーリ
と呼ばれる祭りです。イタリア南部の町、ノラで開催される伝統的な祭典です。
日本の神輿にそっくり!
ていうか神輿の高さと重量がハンパないww
日本だったらまず許可が下りないでしょうね。。
この神輿はオベリスクと呼ばれるもので、やはり男達が担ぎます。
そして、担いだ後はこうなります。
このラ・フェスタ・デイ・ジーリでも、神輿ダコは男の勲章的に評されているようです。
ラ・フェスタ・デイ・ジーリは、イタリアの中でも若い世代の気持ちを惹きつける数少ない祭りのひとつだ。彼らはみんな、callatoriになりたがり、首の後ろのコブを自慢げに見せびらかしたがる。ほかの祭りと違って、年々規模も拡大していて、世界中の観光客を魅了しているという。
引用元:https://karapaia.com/archives/52137139.html
スポーツ選手とか何かの職人とか、1つのことをキツくやり込むと身体のどこかが際立って発達したりしますよね。
それは人体の神秘を見る機会でもあり、何かに打ち込んだ者だけが手に入れられる勲章だ、という風に思いました。