シバターはぶっちゃけ強いの弱いのか?(実績やテクニック)

YouTuberだけど格闘技選手、という立ち位置で日々話題を振りまいているシバターさんですが、実際のところこの人は強いんでしょうか?

という疑問を持つ方は多いと思います。

格闘技、プロレスファンを25年やっている上にプロ格闘技選手も友人に持つ私が、『シバターは強いのか弱いのか』ということについてきっちり解説させて頂きますよ。

 

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【緊急】シバターが八百長に加えてブック破り!?

2021年1月1日の最新情報です。

なんと、RIZIN.33の久保優太 vs シバター戦は事前に流れが取り決められていたと思われるやりとりが発覚しました。

シバター 八百長 ブック

これを見ると、久保優太選手とシバターさんが試合前にLINEで打ち合わせしていることがわかります。


シバター:色々考えたのですが、明日は台本なしでやりましょうか… 一応覚悟ができました

ただ、これだけお願いなのですが多分いつでも私を仕留められると思うので出来れば2ラウンド目に決めてください

視聴率や、てんちむさんにラウンドガールお願いしていたりするので1ラウンド目はめちゃくちゃ私ふざけるので1ラウンド目うまく時間潰して2ラウンド目で本気で倒しに来てください

私も2ラウンド目は本気で行きます

久保優太:先程はありがとうございました!!明日は台本なしで正々堂々承知致しました!!

僕もシバターさんに全力でぶつかれる事とても嬉しいです!

いつでも倒せるだなんてとんでもないです!僕が良いのが当たれば倒れる、シバターさんの良い技が極まれば極まる。というどっちもあり得る展開だと思います!

僕のが当たった場合、もうダメだと思って倒れたらレフリーが止めてるのに追撃したりの反則行為はしないので大怪我はないと思うのでご安心ください!

明日は宜しくお願い致します!

シバター:2ラウンドはどうですか?

久保優太:はい!1R目は威力加減して2R目は本当のガチで行かせて頂けば良いのですよね?

シバター:はい。そんな感じでお願いします

2ラウンドは私も本気で決めにいきます

久保優太:はい!来年の為に関節技のディフェンスの練習たくさんして来たので、極め技の凄いシバターさん相手に実践で試すことが出来るのを何よりも嬉しくワクワクしております!

明日は宜しくお願い致します


もしこのやりとりが本当であれば、試合の流れを途中まで打ち合わせしていてその後は真剣勝負、という話になってきます。

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しかし、シバターさんは1ラウンドで腕ひしぎ十字固めを出して久保選手からタップを取っていて、勝利しています。

すると、裏切り、ブック破りなのか!?という可能性もさらに出てくることになります。

大晦日に開催された総合格闘技のビッグイベントでまさかのやらせ、八百長疑惑。そしてブック破りという裏切り。本当にこんなことが起きるとは信じがたいです…

そして久保選手は、Twitterで以下の気になる発信をしています。

いったい、真実はどこにあるのか。

さらに最新情報

この動画でのシバター選手に説明によると、この情報は『ガセ』だとのことです。八百長はしていない、と。
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シバター(本名:齋藤光)の経歴

シバターさんは現在36歳です。

 

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シバターだから本名は柴田さん、と思いきや、本名は齋藤光(さいとうひかる)さんです。

なぜシバターかというと、新日本プロレスの柴田勝頼選手に顔が似ていることから、先輩プロレスラーの佐藤光留選手に命名されたのが始まりです。

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一説によると柴田勝頼選手は自分の名前を使われていることを快く思っていないとか…。

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シバターさんの世間的なイメージはおそらく、下世話な炎上系YouTuberで格闘技も少しかじっている、的な感じじゃないでしょうか。

しかし、これは順番が逆です。シバターさんは大学時代、パンクラスが運営しているアマチュア向けジムのパンクラスP’s LABに入会、ここで総合格闘技の練習を始めます。

そこからパンクラス、ZST、DEEPなどの大会に出場するようになるのですが、

この時点ではまだプロ選手とまでは言えない規模の活動、認知度でした。

シバターさんが一気に名を上げたのが、前田日明さんが主宰するジ・アウトサイダーです。

2011年に初参戦したこのアウトサイダーという大会に呼ばれ続けるには、ただ勝つだけではダメだ、注目を集めて『客を呼べる男』と大会側に認知させなければ、と当時のシバターさんは考えたそうです。

そこで、風変わりなパフォーマンスをすることで話題を作り、毎回試合に呼ばれるようになるという成功事例を作ります。

一方で格闘技の試合に出ながらYouTubeを開設したところ、みるみるうちに人気チャンネルになっていきます。

また、2014年からプロレスのリングにも上がるようになり、プロレスラーとしての活動も開始。

試合を自分で撮影して後から自分の解説を被せて動画にするという斬新な表現手法も編み出しています。

シバターさんとしては、格闘技、プロレスをしながら動画配信でも収益を得て、二足の草鞋で独立したいという気持ちを会社員時代に持ったそうで、着実に準備を進めていた、と。

なので、世間のイメージと実際はちょっと違って、シバターさんは最初から、格闘技をしながらYouTuberをやる、ということが戦略的にセットなんですね。

 

今ではYouTubeで年収1億円を稼げるようになったというから圧巻ですが、これがあるからRIZINにも呼ばれるし、格闘技があるからYouTubeのコンテンツも制作できる、という、ビジネスセンスの溢れる活動をしているのがシバターさんなんです。

2020年12月31日にはRIZIN.26に初出場し、HIROYA選手に腕ひしぎ十字固めで勝利。そして、2021年の大晦日も久保優太選手と対戦、という『今が旬』な格闘技選手でもありますね。

 

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シバターは格闘技選手として強いの弱いのか

シバターさんはファイターとしてどの程度強いのか。

シバター 強い 弱い

これについて結論を言うと、

YouTuberとして人気を博していることで集客力がある、という要素がもしなかったらRIZINのような大舞台での試合はオファーされないレベルの強さ

という表現で遠くないと思います。

総合格闘技の素養はありますし、これまでにプロでは16試合に出場、7勝8敗の戦績ということで、負けっぱなしでもないです。

また、シバターさんはプロレスもやっていて、それ用の身体の鍛え方をしていて、強靭なボディを作っています。プロレスは技を受けるという要素もあって、それに耐えられる肉体を持っている必要があります。

総合格闘技は相手の身体を壊しにいく競技ですが、プロレスは相手の身体を壊さずに技をかけ、そして自分も受けるという技能が求められます。

このあたりの要素は、シバター選手にとってアドバンテージだと思います。

桜庭和志選手や船木誠勝選手に近いスタイルですね。

また、シバターさんのこのような経歴を知らない人にとってみたら、試合を観た時に結構本格的な技術を持っていることに気づき、『YouTuberなのにこんなに強い』という印象を強く与えてしまうと思います。

欠点を言うとしたら、他のMMAファイター比べてシバターさんは練習をあまりしていないと思います。身体つきからして、あまり鍛えていないのが明白です。

試合前だけはみっちり練習して、そしてそれをコンテンツ化してYouTubeで稼ぐ、という感じ。

なので、ストイックに人生をかけて格闘技をやっている、というわけではないでしょう。

 

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RIZINがシバターを出場させるのはアリかナシか?

今、シバターさんがRIZINに出ることについて批判的な意見も多いと思います。

もっと本気でやっている純粋な格闘技選手にチャンスを与えた方がいい、と。

しかしながら、これは興業ですから、客が喜ぶカードであればビジネス的にはOKという考え方もあり、逆に、強いけど華がなくて地味な選手ばかりだと集客もできないしテレビ放送の利権も手に入らないんじゃないかと。

また、そんなに強くないシバターさんが格上の選手とやって勝つ、というのも観てみたい人も多くて、HIROYA選手との試合はまさしくそれがバチっとハマって大盛況でしたから。

こう考えると、強いだけじゃなくてそれ以外の部分で魅せられるものを持っているかどうか、もポイントなんでしょうね。今の時代。

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あるいは、強過ぎることが魅力になっていればそれだけでOKなんでしょうけど(ヒクソン・グレイシーみたいに)、そんな選手はその時代に1人いるかいないか、という話だと思います。

だから、シバターさんがこの10年、着実にメディアを育ててきたことは、大成功の事例になっておると思いますね。

とはいえ、格闘技ファンも目が肥えています。炎上系YouTuberだから、という理由だけで常に受け入れてくれるわけではありません。

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では、どう魅せていくか。これがシバターさんに課せられているミッションなんだと思う次第です。