日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズが大激震です。
元執行役員の塩見大輔氏からチームが7,500万円の金銭要求を受けたとの話が出てきました。
なんだか穏やかでない雰囲気ですが…一体何が起きたのか。探りを入れてみましたよ。
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JFL内紛の始まりは選手登録ミス
ことの発端は、12月10日に塩見大輔氏が投稿したツイートです。
#鈴鹿ポイントゲッターズ の選手、スタッフ、そこで関わった人との全ての連絡をやめます。
そして、明日から鈴鹿の今までしてきた事を公表していきます。#サッカー に不正はあってはいけない。#カズ #三浦知良 選手をここに入れてはいけない。
誰が悪いかはっきりさせましょう。
元役員 塩見— 塩見大輔 (@1SQUARE2) December 10, 2021
ここから時系列に塩見大輔氏の主張を見ていくと、まず、根底には吉田雅一社長との軋轢があったようです。
2019年頃、選手登録のミスで2名の選手が登録されない、ということがあったそうで、それについて吉田雅一社長から選手への謝罪がなかったことに、塩見大輔氏は憤慨。
[the_ad id=’580′]そこで、
僕が責任をかぶると言い、頭を丸め、2人の選手、監督、全選手に謝罪。
引用元:https://twitter.com/1SQUARE2/status/1469456687534772225
という行動を取ったそうです。
他にも、吉田雅一社長が選手への不満を口にしていたことも苦く思っていた、と。
次に2020年11月、クラブ運営会社社長である西岡保之会長より試合に負けるように指示があったそうです。そして、ミラ監督はそれを選手に伝え、11月29日のソニー仙台戦でそれが実行されます(0-1で負ける)。
なぜ八百長をする必要があるのか、については、ソニー仙台を勝たせることで同じ三重県のヴィアティン三重の昇格を邪魔しようとしたのではないかという説があります。
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西岡会長が指示したドローンと食中毒の件
八百長疑惑だけでも驚きの話ですが、塩見大輔氏の明かす内部事情はまだまだあります。
西岡会長よりある時、ドローンを飛ばして映像を撮影するという仕事を塩見大輔氏は指示されます。
しかし、西岡会長が指定したエリアは撮影禁止区域。それを塩見氏が伝えると、
多少はお金を払ってもいいから、悪いやつ捕まえて撮影をしろ
引用元:https://twitter.com/1SQUARE2/status/1469815456533868544
と返されたそうです。
さらには、西岡会長は飲食店の店舗売買を吉田雅一社長と塩見大輔氏に指示した際、
金額が高いようであれば、その場所にて、食中毒事件をおこして価値を下げてくれ
引用元:https://twitter.com/1SQUARE2/status/1469847867678683136
言われたそうです。
うーん、上司からの無理な要求、、というのはどこの世界にもありそうですが、上記2件は犯罪の領域なので…。
もし実際にこんなことがあったとしたら、それはもちろん問題ですよね。
JFL鈴鹿の持続化給付金集団詐欺事件とは?
さらにさらに、塩見大輔氏はこんな情報もリークしています。
持続化給付金集団詐欺事件
佐藤和馬選手より、私に相談がありました。
鈴鹿ポイントゲッターズの給料を1ヶ月貰ってない事にして、100万円の持続化給付金を受け取れませんか?と。
私は、あほかと、まともに申告が出来る選手が居れば手伝うと。
私が返事をしなかったので、吉田に相談— 塩見大輔 (@1SQUARE2) December 12, 2021
塩見大輔氏が取り合わなかったため、この選手は吉田雅一社長に相談。その後、給付金を受け取ったという。
鈴鹿ポイントゲッターズの件
選手は個人事業主だから条件が合えば持続化給付金貰えばいいけど、
条件を合わせるためにクラブが報酬支払いを調整したなら不正受給の片棒を担いだことになる。
JFL退会処分が適当だろう。
これは報酬支払い日調べたらすぐにわかること。— K5Aだめ (@fivearrows_dame) December 13, 2021
これは調べたら事実関係は分かると思いますが、塩見大輔氏はこのような出来事が重なったためにクラブを去ることに決め、遂に告発に踏み切ったということでしょうか。
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塩見大輔氏が7500万をJFL鈴鹿に請求した理由
報道では、チームが塩見大輔氏に2,500万円を支払い、そしてさらに5,000万円を要求されている、という話がありました。
この件を塩見大輔氏は、以下の画像で説明しています。
まず2,500万円については、退職金を請求しようとしたら、和解金ということにしてほしい、と吉田雅一社長から要望があった、と。
そして5,000万円については、
退職金を請求したら、和解金にしてほしいとの事(その際この後何かしら塩見の責任にした場合追加請求をする約束) 吉田、竹尾が、その約束を守らなかったので、5000万請求しました。
引用元:https://twitter.com/1SQUARE2/status/1469983896234508289
ということらしいです。
つまり、2,500万円を和解金として受け取った後、約束を破られた場合に約束していた『追加請求』を、約束が破られたから請求した、という言い分です。
この2,500万円は、塩見大輔氏が八百長や給付金の件を口外しないための口止め料と予想されますが、塩見大輔氏にとって納得のいかない展開になったため、さらに5,000万を要求した、という形になります。
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塩見大輔氏 vs. 吉田雅一社長 もはや言った言わないの泥仕合いに
一方でチーム側の言い分としては、
塩見氏からの執拗な金銭要求に畏怖を覚えてしまい、また塩見氏が一方的に事実を捻じ曲げて、あたかも弊社に不正が存在するかのような虚偽の情報を拡散することを恐れ、2500万円を支払い、関係を断ち切るという選択をしてしまいました
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/bb74abefe5086e88b21fd1e476e17488e7d1900e
といた感じで、主張が食い違っています。
つまり、不正がないのにあると言われて困っている、と。
ここまで来ると言った言わないの世界になってしまいますので何とも言えませんが、全体的に見て、チームの体質にも課題があるのでしょうし、塩見大輔氏と吉田雅一社長の相性という部分も感じます。
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今後さらに新しい事実も出てきそうな予感のする今回の騒動ですが、現在JFL鈴鹿からオファーを受けている三浦知良選手に悪影響が出なければいいのですが。。