愛子さまの成年行事で使用するティアラは黒田清子さんから借用することがニュースになりましたね。
この黒田清子さんにティアラって一体どういう品物なのか、気になったので探りを入れてみました。
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黒田清子さんのティアラ ブランドや値段、価格はいくら?
結論から言うと、黒田清子さんのティアラはミキモト製です。
2007年春にBunkamura ザ・ミュージアムで開催された『プリンセスの輝き「ティアラ展」~華麗なるジュエリーの世界~』では、『紀宮さまのティアラ』として以下のティアラがミキモトから出品されています。
微妙に形に差があるので、完全一致ではないものの、ほぼこれと同じ仕上がりになっていると思われます。
[the_ad id=’580′]株式会社ミキモトは、真珠王と呼ばれた御木本幸吉が1899年(明治32年)に創業した宝飾品メーカーです。
これまでに数多くの女性皇族のティアラを手掛けてきた、歴史ある企業です。
上皇后陛下、雅子皇后、佳子さまのティアラもミキモトの製造です。
銀座ミキモトといえば、昨年の御即位を祝う祝賀パレードで雅子皇后のティアラでした。ミキモトが製造いたしましたティアラは明治天皇のお后様、昭憲皇太后が初めてお使いされ、歴代皇后に受け継がれるまさに「皇后の証」。晩秋の夕日を受けてきらめくあのティアラの輝きは忘れることはできませんねぇ✨ pic.twitter.com/lILZ0PhCEG
— 岡 俊介 (@JV5jL3YHgE2LR1V) July 11, 2020
黒田清子さんのティアラ、値段はいったいいくらするのだろう、ということについてですが、32年ほどの前の話ということもあり、今ほど皇室の情報が世間に細かく伝わっておらず、正確なところは判明していません。
しかし、だいたいの値段はわかります。眞子さまと佳子さまのティアラはいくらなのか、で遠くない数字を想像できるのではと。
これについては以下の情報があります。
2011年の祝賀行事でお披露目された眞子さまのティアラは、銀座・和光が制作。ティアラを含めた宝飾品一式を2,856万円でそろえられた。また2014年に制作された佳子さまのティアラはミキモト製で、宝飾品一式で2,793万円だった。
引用元:https://jisin.jp/domestic/1939054/
つまり、ティアラ単体で業者に発注するのではなく、宝飾品一式で納品されるのですね。
すると、黒田清子さんも、ティアラを含む宝飾品一式は3,000万円弱のお値段になると予想されます。
この黒田清子さんの宝飾品一式は内廷費から出ており、これにより私物としての購入扱いになっているそうです。
ちなみに、高円宮家の典子さま、絢子さまについてはこの宝飾品一式が1,500万円ほどとのこと。秋篠宮家と比べて1/2の値段になっている、というのも、何か昔からのフォーマット、しきたりなんでしょうか。
それと、ティアラ以外の宝飾品は別途新しく購入するということであれば、そこにはコストがかかりますよね。ティアラ単体だといくらなんでしょうね。宝飾品一式の中で最も高額なのかなとは思います。
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ティアラって頭のサイズはどうする?愛子さまはお直しするの?
ここで気になるのは、愛子さまが使用するのは黒田清子さん用に作られた特注ティアラですから、サイズが合わないんじゃないかということ。
そして、直したらもう黒田清子さんは使えないじゃないですか。
しかし、黒田清子さんはもう皇族から離脱されているのでこのティアラを着けて式典に出るということはもうないそうです。なので、記念品的に保管をされているのだと思います。
それはクリアしたとして、お直しをするとしたら やはりミキモトにそのリペアを依頼するんでしょうかね。
[the_ad id=’580′]というか、ティアラってサイズ変えられることを初めて知りました。ヘルメットみたいに一回作ったらもう変更きかないのかと思ってました。。
調べたところ、現代のティアラ制作だと、ワイヤーにパールを通して、頭に固定するためのコームを取り付けて、という感じらしいですね。
なので、ワイヤーの長さを調整すれば他のサイズになる、と。
ティアラって固くて動かないものかと思っていた自分は、今回勉強になりました。キン肉マンのロビンマスクを想像したりしてたので(笑)。
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愛子様が黒田清子さんのティアラを借りる理由は?
愛子さまがティアラを成年行事で黒田清子さんのティアラを借用する、というニュースは賛否両論だと思います。
今の皇室、そして国内外の情勢から考えて、宝飾品に多大なお金を使うということは控えたい、という愛子さまのご意向もあったとのことです。
これに対して、肯定的な意見もあれば、そこはしっかり予算を使って欲しかった、という意見もありますね。
興味深かったのは、皇族の間でそういった、物の貸し借りをすることがあるんだ、ということですね。
身に着けるのは全部オリジナルなイメージがありますから、お下がり的なことって全くないものだと思ってました。
でも、成人式や七五三で親や親戚の着物をお直しするっていうのは一般家庭ではあるじゃないですか。
可能性として、黒田清子さんのティアラ姿を見た愛子さまが、かねてより『とても素敵だからあれを自分も着けてみたい』なんていう興味があったということも想像しました。だとしたら素晴らしいですね。