大晦日、毎年楽しみにしていた
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」
が2021年は休止とのこと。
本当の理由ってなんなんでしょうね?
今回はその真相についてです!
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笑ってはいけない休止…日テレの発表はどうにもはっきりしない
日本テレビがアナウンスしている『笑ってはいけないの休止理由』は、
・15年放送してきたからそれを節目に
ということになります。
[the_ad id=’580′]また、
・BPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象になることを懸念しているわけではない
とも。
うーん、これだとどうにもはっきりしないですよね。
視聴率はずっと1位でしたから、視聴率が原因でもないでしょう。
では、実際の現場で起きている、笑ってはいけないを休止しないといけない理由はなんなのか。その可能性を列挙してみます。

それでもBPOの審議が影響している
笑ってはいけないシリーズといえば、元々は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の罰ゲームコーナーがその起源になります。それが好評を博したため、1つの番組として派生したという歴史なんですね。
具体的には、尻の痛い思いがする罰ゲームということで、吹き矢、ムチ、竹刀、といった道具を使う、と。
その後、おなじみのケツバットが定着したということですね。
このケツバットが本当に痛いかどうかは置いておいて、痛そうにはしてるじゃないですか。リアクションが。なので、あれを子供が見て面白がったらまずいのではないか、という話なんですよね。今のご時世。
また、蝶野正洋さんのビンタも恒例です。
あれは大人だったら蝶野さんが手加減していることもわかるわけですが、それでも痛いのは間違いなさそう。。
他にも、ベッキーさんへのタイキックもお笑いネタとして大きい反響があったりとか。
このような背景がある中で、今年8月にBPO青少年委員会が「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」を審議入りする、という報道がありました。
これに対して松本人志さんはこうコメントしています。
年末の『笑ってはいけない』はどうなるんだって言うんやけど、むしろ俺はそれに関してはBPO側やからね
引用元:https://hochi.news/articles/20210905-OHT1T51053.html
俺も辞めてほしい、頑張れBPOって思っていますからね。本当ですよ、なんだこのねじれ減少はって、不思議なんですよ
引用元:https://hochi.news/articles/20210905-OHT1T51053.html
松本人志さんのこのコメントは、現場が年々苦悩している様を如実に表しているように思えます。
蝶野正洋さんは2019年に、こんな発言をしています。
元々自分はビンタというのは、プロレスの技として下等な技。自分は試合でビンタは使わない。邦正君に対するビンタも嫌いで、暴力反対
引用元:https://www.oricon.co.jp/news/2141018/full/
なので出演者の間では、この過激な演出に対する複雑な思いがあることも伺えます。でも視聴率は爆発していて、ファンが求め続けているという状況があり、その葛藤に苦しんでいるのではと。
それらが、休止しようという声を現場で増やしていった可能性は十分あるでしょう。なんとかして続けたい、これは問題ないんだ!という声を出せるご時世でもないし、どちらかというと否定的なスタンスだったのではと。
世間でもやはり、BPOの審議対象になるような演出をする笑ってはいけないに批判的な意見を持つ人が増えています。
これがまず休止の真相である可能性はあるかなというところです。
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ダウンタウンが笑ってはいけないをやり続けるのに疲れた
これは私が数年前から感じていたことで、放送前の記者会見でダウンタウンの2人が年々疲弊しているというか、キレのないコメントをしているのがわかるんですね。
制作スタッフとの仲が悪い、みたいなことをギャグなのか本気なのかわからないテンションで言っているのもなんだかリアルに感じましたねえ。
松本さんも浜田さんも58歳、もうすぐ還暦です。笑ってはいけないのロケは過酷なので、これを毎年同じテンション、いや年々パワーアップしながら制作しないといけないプレッシャーと闘ってきたはず。
現場でのロケとスタジオ収録、そしてそれに向けた準備、最後の編集、と、ダウンタウンはそれらに全般的に関わっているでしょうから、とんでもない時間とエネルギーをかけているわけですね。
普通に考えれば、60歳、70歳になってもこれを続けるというのは現実的ではないですよね。どこかのタイミングでやめるか、もしくは体力的に負担のない形式にリニューアルするか、というのが現実的です。
つまり、それを今年にやろうとしているのかなと。生放送の特番ということで、1日で終わる形であれば今年はグッと負担が軽くなるんじゃないでしょうか。

笑ってはいけないも遂にネタ切れ?
それから、毎年同じコンセプト、同じ名物コーナーで構成しているとマンネリ化してしまうのと、毎回意外性の大きいゲストをサプライズ出演させて、突拍子もない芸をやってもらう、というやり方も遂にネタ切れしてしまったのか、という説もあります。
24時間と銘打っているのに消灯がなくなっていたり、お約束の展開を期待されていてそれに応えるという流れがワンパターン化してしまっていたり、と、いろいろ言われているところもあります。
ただ、そのワンパターン感が心地いいという層もいると思うんですよ。変わらぬ世界に触れ続けたいというか。
笑ってはいけないが放映しないなんて…年が明ける気がしない。
ちゃうねん、確かにネタ切れ感はあるけど、あれ見ながら蕎麦食って、「あ、今年も終わりやなぁ」って感じるもんやねん。— カロ藤 (@flying0feather) September 19, 2021
でも、ダウンタウンはそれをよしとせず、常に新しい芸を求めているのではないかなというところでもあります。
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世界情勢がやっぱり影響しているかも
2020年から世界を襲っているアノ件も、休止理由として当然挙げられます。2020年の笑ってはいけないは準備もしていたしやらざるを得なかったけど、2021年は企画しないでおこう、という感じで休止の準備をしていたのかもしれません。
まず、ロケが普通に大変でしょうし、もし、撮影した後で大人数のスタッフに何かが起きたら放送できなくなるリスクもありますよね。出演者から数名それが出てくるとか。
そう考えると、直前まで出演者やスタッフ稼働の調整が取れる生放送にするというのは理にかなっているのではと思います。
いずれにせよダウンタウンにはお疲れ様でしたと言いたい
2021年の笑ってはいけないは休止ということですが、2022年はどうなるのでしょうか。
数年後にまた復活するということであれば、その時また爆発しそうですね。
15年もの間、化物コンテンツを提供してくれたダウンタウンと日テレには感謝しかありません。寂しいですが、世の中のいろんな状況やダウンタウンの年齢的な問題を考えると、同じものを求め続けるのは厳しいでしょう。
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あれを見ないと年を越せないという日本国民も多いでしょうけど、まあ、ここはダウンタウンにお疲れ様でしたと言うべきですね。
ちなみに、私はハッピーボーイが出てきた時が一番好きでした(笑)。