前代未聞の皇族ロマンス騒動に一旦の終止符が打たれようとしています。
眞子さまと小室圭さんが遂に結婚し、アメリカ(おそらくNY)で新生活を開始するという報道がありました。
ここで興味が出てくるのは、
・アメリカで眞子さまを身辺警護するとしたらどんな形になるの?
・日本のSP、ボディーガードが警護にあたるの?
・費用、経費はどのくらいかかるの?
ということです。税金に関わる話でもありますし。
今回は、眞子さまと小室圭さんを守る際の事情を掘り下げてみたいと思います。
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眞子さまと小室圭さんの新婚生活にかかる警備費用は?
眞子さまと小室圭さんが仮にアメリカで新婚生活を送った場合、その安全を守る警護にはいくらかかるのでしょうか。
その試算の助けとなるのが、小室圭さんが婚約内定からアメリカ留学に行くまでの期間にかかった警備コストです。
この時は月600万円ほど、警護に経費がかかったとのこと。
すると、アメリカでも同様の規模で警護をすると思いますので、年間で7,200万円かかることになります。また、眞子さまにも当然警護がつきますので、常に一緒にいるわけではないはずなので、プラスアルファのコストがかかるはず。
そう考えると、年間1億円くらいで眞子さま、小室圭さんを守るという予測が立ちます。
[the_ad id=’580′]また、雇うボディーガードは現地のセキュリティ会社を起用するのか、従来の皇宮警察スタッフがアメリカに赴任するのか、日本の民間SP会社に委託するのか、などなど、プランも様々な選択肢があると思います。
秋篠宮家の場合、国内では皇宮警察に加えて民間のセキュリティも雇っているそうで、例えば、眞子さまと佳子さまから距離的に近い場所では女性の民間SPをつけ、少し離れて皇宮警察の護衛が警備にあたっているというスタイルなんだそうな。
そう考えると、アメリカ生活では、やはり民間のSPが常に近くに帯同し、有事の際は離れたところで待機するチームが一気に警護を固める、というイメージが湧いてきました。
それから、新居はNYおよびその近郊の場合、一軒家ではなくマンションに住むのが現実的かと思います。マンハッタンだとちょっとしたマンションでも20〜30万の家賃がかかります。眞子さまと小室圭さんが住むとなると、40〜60万は見ておいたほうがいでしょう。
例えば、クイーンズのサニーサイドエリアで3LDKを探したら、1ヶ月の家賃が2,795ドル(約31万円)という物件が出てきました。
これ
↓
対して、小室さんの収入はどうかというと、NY州の法律事務所に就職できた場合、年収2,000万弱からのスタートが見込めるとのこと。月収160万くらいですか。
であれば、家賃50万くらいでNYの物価が高いとしても生活自体は『やっていける』レベル以上のものになるのではと予想されます。
にしても、家賃やら年収やら警護コストやらを考えると、そもそもの問題となっていたお金のトラブルが、数字だけで見るとそんなに大きいものではないように思えてきますね。一般の私には見えない、複雑な事情がたくさんあるんだと思います。
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皇族・王族の警護 過去事例はこんな感じ
秋篠宮さまの妹である黒田清子さんのケースでは、結婚後5年間ほどは、生活全般に護衛がついていたそうです。これは、今回の眞子さまと同格の警護なんだと思いますが、皇宮警察が規則に沿って実施していたという感じでしょうね。
イギリスのヘンリー王子&メーガン妃はどうか。このお2人は王室を離脱した上でカリフォルニア州サンタバーバラに移住。
自宅は一軒家で、豪邸なので屋敷に入るまでに複数のゲートが用意されているとのこと。まずここでプロテクトしているということですね。
で、ヘンリー王子の場合は王室から脱けているので、警備費用は自己負担です。その額は年間推定で4億円超とのこと。
ヘンリー王子は眞子さまと小室圭さんよりバブリーな状況にあると思いますので、感覚的には、こちらの推定1億に対して4億の数字は自然に見えます。
天皇陛下が皇太子時代に留学した時は、現地の警護スタッフが住み込みの24時間体制で陛下の身辺でボディガードをしていました。
イギリス警察のロジャー・ベーコンさんは陛下の隣の部屋に住み、陛下の部屋はベーコンさんの部屋を通過しないと入れない仕組みになっていたため、高度な安全が保たれていたようです。
そこまで近い距離にいるベーコンさん、当然陛下とも懇意になり、一緒にパブに通ったりしていたそうです!
眞子さまと小室圭さんは夫婦ですから、そのような距離感での警護は難しいでしょうね。
[the_ad id=’580′]佳子さまも陛下と同じく、イギリス留学をされています。やはり、現地のイギリス警察が警護にあたっていました。
佳子さまの日本国内の警護では、SPの人は大学のダンスサークルで一緒にダンスを踊っていたそうです(笑)。そうですね、その方が自然ですから!
過去事例としては、皇族の留学に際しては侍従官が数名出張し、交代制で付き添いをすることがあるようですが、これは警護というより身の回りのお世話でしょうね。
また、現地警察との打ち合わせをする大使館職員も密に連携します。
女性の皇族の場合は、 日本での担当者がそのままいると安心だということで、日本側スタッフが現地でも警護にあたるということもありました。
ただ、アメリカでもイギリスでも、日本からの警護スタッフは権限がかなり制限されます。平たく言えば、皇宮警察も外国では一般人扱いです。なので、現地の警察、民間SPに任せた方が 緊急時にもスムーズというわけですね。
それから、三笠宮家の彬子さまの留学時は護衛がつかなかったそうです。自由を満喫して留学を終えた後、帰国時、成田空港で千葉県警に囲まれた時は『あ、帰ってきたんだな』という感じになったそうです(笑)。
そしてそのお父上である寬仁親王は自由をこよなく愛するキャラ、不良キャラで知られていましたよね。
これは警護とは違うのですが、寬仁親王はイギリス留学時に駐車違反をしてしまい、罰金を頑として払わなかったことで警察も困り、一般人の扱いとは違って結局逮捕できなかったということで、やはりロイヤルファミリーは守られているんだなあと。
皇宮警察・皇宮護衛官の仕事内容は?
皇族、王族の身辺を保護、警護する組織はどの国にもあると思いますが、日本の場合は、それは皇宮警察に所属する皇宮護衛官がその任務にあたっています。
たまに馬に乗って行進をしている人達、と言えばイメージしやすいかも??
皇族が出向く先には必ず帯同し、危険から守るという仕事を24時間365日、やっている人達です。
眞子さまと小室圭さんを警護してきたのもこの皇宮護衛官で、警察官とは別の試験を受けて採用されます。
皇宮警察本部の人件費は年間で72億4500万円。
彼らの実際の仕事を映像で見てみましょう。東京駅で自動改札をお通りになる上皇陛下(天皇在位時)を守る男達の姿がそこにあります。
警察官と同じく拳銃を携帯しますが、あくまでも皇族の警護専門です。実際の任務の際は、旅先であれば現地の警察と連携して警護にあたります。
皇宮護衛官のキツいところは、警察官ほどアクティブな動きをしないので、例えば、立ちっぱなしで辛い、とかそういう悩みがあるようです。うーん、言われてみればそうだよな、と。
ただ、ミッションはただ1つで、皇族の命を守る、という重大なテーマを持って日々の警護に臨んでいるということでいうと、覚悟なくして務まる仕事ではないですよね。
皇族をどこまで守ればいいのか、また、皇族といってもどの範囲の人達まで守ればいいのか、については議論の起こるところだと思いますが、そもそも、なぜ税金を大量に投下してまで警護する必要があるのか、というところまで考えるとかなり深い話になってきそうです。
このあたりのことについて、当の皇族はどう思っているのか。
2012年に逝去された寬仁親王は、生前、こう語っています。
皇室は、要するに何なのかと聞かれれば、良く良く考えた上での結論というのは、私たちの(存在する)意味というのは、私たちが単に存在していることにある、ということです
引用元:https://www.j-cast.com/2007/10/22012452.html?p=all
この言葉の意味を考えた上で眞子さまと小室圭さんのNY生活をどう保護していけばいいか、を考えていくと、また違った結論も出てくるのではないかと思った次第です。
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何故、眞子さまと小室圭さんの結婚は実現したのか?
数年に渡って繰り広げられたこの眞子さまと小室圭さんのロマンス騒動。
従来のしきたりを除外し、婚約や結婚の儀式は実施しないとのこと。
この結婚が実現した理由として、私は以下の4項目に注目しています。
皇室の存在意義を取り巻く時代の変化
もしこれが昭和、大正、明治の時代だったら、しきたりの重さが今よりも大きいので、無理を押し切って結婚しようという発想に眞子さまが到達することはなかったのではと思います。
まず、金銭トラブルの時点で小室さんは結婚相手の候補から外されていたと思いますし、それを眞子さまも受け入れたのはではないかと。
しかし、今の時代は人権がより尊重されており、好き合う2人を他者が強引に引き離すという行為は、皇室であったとしてもあってはならないという意見も出てくるでしょう。
皇室は、皇族はこうでなければいけない。という枠組み自体が変革の時を迎えている印象で、だからこそ、儀式を省略した結婚が内定したのでしょう。
小室圭さんがアメリカに身を置いていること
これが非常に大きいと思うのですが、もし、小室圭さんがずっと日本にいて、毎日のようにマスコミに追われたり、一般人から目撃されるような状況だとしたら、結婚が難しかったと思います。
警護、警備の観点からみても、日本国内の方が小室さんアンチが圧倒的に多いですから、危険も大きいはずです。
眞子さまもアメリカに渡り移住すれば、時間が経てば批判の雨も降り止むであろう、という見通しを持ったということかなと思いました。
眞子さまの小室圭さんへの純真な思い
今回の結婚は、眞子さまの強い意志あってのことと思います。
これだけ国民から反対されてもそれを押し切り、しきたりを除外してまで結婚の手続きに踏み込んだのは、小室さんへの純真な思いがあるからだと想像します。
眞子さまは秋篠宮様に性格が似ていると言われていて、思ったことはバンと言い切る力強さがある、と。
今回の小室圭さんとの交際についても、『この結婚は生きていくために必要な選択』という表現をされたことで日本中を驚かせました。解釈によっては、非常に強い意志を感ぜざるを得ない内容だからです。
この眞子さまのお気持ちを、秋篠宮様は汲んだのではないかと思いました。
小室家の感覚・常識・ポリシー
個人的には、小室圭さんは一般人ではできないことをいくつもやってのける能力者だと思います。眞子さまを射止め、海外留学を果たし、国際的な弁護士として活躍しようとしているのですから。
加えて、これだけマスコミや世間にバッシングされても屈しない、強靭な精神を持っている可能性も感じます。
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また、小室家の動向に宮内庁も右往左往している印象で、もし、外部の働きかけで破談になってしまった場合、小室家はどのような反応、対応をするのか?という部分のシミュレーションも、専門家を交えて相当やっているはずです。
そこの部分の懸念も、今回の結婚を認めざるを得ない要素になっているのではないかと推察します。
上記の理由から、眞子さまと小室圭さんをアメリカで警護するにあたっても、今までとは違う事情、困難が起こる可能性もあり、今後も目が離せない状況ですね。