東京オリンピックのバスケットボール女子が熱いです。
ベルギー戦では『残り15秒』の攻防がまるで人気漫画『スラムダンク』の世界と一緒!と話題に。決勝のアメリカ戦も『湘北 vs 山王工業戦だ!』なんて言われてますよね。
今回は、バスケットボール女子日本代表チームとスラダンの共通項についてです。特に、町田瑠唯(まちだるい)選手が輝いています!
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ベルギー戦の町田瑠唯が宮城リョータと三井寿ぽい件
まず、今回の女子バスケ日本代表の偉業を積極的にスラムダンクと結びつけるというのはあまり乗り気ではないということを申し上げておきます。
あくまで、日本代表は日本代表としてオリジナルなストーリー、伝説を新たに築いたという認識でいたいものですね。
それにしても、町田瑠唯選手は宮城リョータや三井寿の生き写しかのようなプレーを魅せてくれましたね。
まさしく、リアル宮城リョータです!
[the_ad id=’580′]とにかく宮城リョータのイメージがぴったりハマります。背が低いけれども、万能なプレーヤー。パス回しも技巧的で、シュートもいけるし、スリーポイントも狙う。
ゲームの運び方を先導していて、それがとにかく上手い。
スピード感はリョーチンですけど、パスの上手さは仙道を彷彿とさせます。アシストが的確すぎ。五輪新記録の18アシストも圧巻です。
もとより、アシスト女王として活躍していた町田瑠唯選手。
東京五輪でもその名に恥じない大活躍を魅せてくれています。
パスの上手さに目を惹かれがちですが、相手の懐に大胆に入り込む瞬間も痛快です。
小さいのに上手い、凄い、可愛い。世界のスターになってしまった感があります。
なんだか、町田瑠唯選手を主人公のモデルにした、バスケ女子日本代表の漫画を作って欲しいですね。映画化も希望します!
町田瑠唯 海外の反応・評価はリアルスラムダンクじゃなくてポストクリス・ポール!
今回の東京五輪でのバスケ女子日本代表、そして町田瑠唯選手の活躍は、海外の反応でもその凄さがわかります。
yooo rui machida is an absolute baller. EIGHTEEN DIMES!?
— allen (@replytoallen) August 7, 2021
↓
おいおい、ルイ・マチダって凄い選手だよな。18アシストだって!?
Rui Machida.
La jugadora que nos enamoró a todos ✌️🇯🇵 pic.twitter.com/0CPCvUAKVr
— El Perímetro (@ElPerimetro_es) August 7, 2021
↓
ルイ・マチダ。もうみんな彼女に恋焦がれているよ。
Rui Machida > Chris Paul
— Desvelando Oriente / Alejandro Salamanca (@Desvelandorient) August 6, 2021
↓
町田瑠唯の方がクリス・ポール(NBAの名選手)より上
Rui Machida is destroying the French basketball team. I’m inlove🔥🔥🔥
— Zhyra Camille (@zhyracamille) August 6, 2021
↓
ルイ・マチダが独りでフランスを負かしてる…惚れた
Rui Machida point god!
— Bilguun Baasandorj (@Bilguun_tsb) August 6, 2021
↓
町田瑠唯は『ポイント・ゴッド』だ!
…こうしてみると、海外ではスラムダンクではなく『クリス・ポールの再来』的な評価が高まっているんでしょうか。
現在28歳ということで、ベテランの領域にいる町田瑠唯選手ですが、まだまだ世界を席巻するバスケットボールプレーヤーとして飛躍して頂きたいところです。
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町田瑠唯の高校時代もやはりスラムダンクな日々だったのか?
町田瑠唯選手は札幌山の手高等学校の出身です。
日本代表の中には、町田瑠唯選手の他にも長岡萌映子選手、東藤なな子選手が札幌山の手高校の出身です。
札幌山の手高女子バスケ部にも安西先生のような人がいたのか?というのが気になりますが、石田修務前監督と上島正光ヘッドコーチがその立ち位置になると思います。
石田修務さんは2021年3月まで、実に53年間に渡り札幌山の手高女子バスケ部で指導してきました。53年って凄い!
石田修務前監督はもともとバスケ経験がなく、空手の有段者だったそうです。先生は何かの部を見ないといけないから、という感じで配置されたんでしょうね。
【特集】須崎優衣とコーチ・吉村祥子の絆!名指導者は東京五輪メダリストをどう育てたか?
空手家が教えるバスケ部ということで最初は全然勝てなかったのですが、バスケ出身の上島正光ヘッドコーチが指導に参加するようになってから成績が向上していきます。1972年には初めて全国大会出場を果たします。
高校時代のバスケ部を振り返って、町田瑠唯選手はこう回顧しています。
楽しかったです。バスケットはもちろん、上島さんに教わること、新しいことを学ぶことが多かったし。
引用元:https://basketballking.jp/news/japan/wjbl/20190109/127835.html
この高校時代に、町田瑠唯選手のパス技術を開眼させたのは、上島正光コーチだと言われています。
中学時代から相手の裏をかくパスを得意にしていた町田選手ですが、『そのパスがいい』と褒めまくったのがこの上島コーチです。
コーチは私のパスに対して「ナイスパス!」と反応してくれたので、「ああ、これっていいパスなんだ……他の選手はあまり出せないんだな」と気付くことができました。
引用元:https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/50764/
そこに気づけた町田瑠唯選手は、このパス技術を意識的に磨くようになり、それが今回の五輪でも存分に活かしているという流れですね。
高校時代の町田瑠唯は主将も務めていました。凛として、そして可愛いですね!
それから、上島正光コーチの安西先生的な明言もありますよ。
高校時代の経験で生きていることは?という質問に対して、町田瑠唯選手はこう答えています。
「バスケを楽しむこと」ですね。コーチから「自分自身も楽しまなければいけないし、見ている人たちも楽しめるようなバスケをしなければいけない」と言われていたので、それは今も生きています。何かで悩んだり、行き詰ったときに「楽しくやらなきゃダメだな」と思える、いわば原点です。戻れる原点があるからこそ、思い切ったプレーができるんだと思います。
引用元:https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/50764/
『バスケを楽しむこと』。
『あきらめたらそこで試合終了だよ』と比べてスポ根的ではないですが、この原点が町田瑠唯選手を育てたというのは間違いなさそうです。