私たちの生活で必ずといっていいほど目にするアナウンサー。ニュースはもちろんバラエティ番組でも見かけます。2024年3月の人気職業ランキングでも39位と安定した人気を誇っています。今回はそんなアナウンサーの年収についてご紹介します。
アナウンサーの年収はキー局と地方局で違う
私たちから見たアナウンサーはみんな同じアナウンサーに見えますが、実はキー局と地方局でアナウンサーの年収は大きく違ってきます。アナウンサー全体の年収自体は500万円〜1200万円と言われており幅が広いです。その理由がキー局なのか地方局なのかフリーアナウンサーなのかなどによっても変わってきます。キー局のアナウンサー全体の平均年収は1000万円前後、地方局アナウンサーの平均年収は650〜700万円前後と言われているようです。ラジオ局は平均年収500万円前後と言われています。
そもそもキー局とは
そもそもキー局とはなんぞやという人もいるかもしれないので説明すると、キー局とは中心的ポジションとなっている局のことで東京に本社があり全国放送されている番組を作っている局のことをいいます。日本テレビ・テレビ朝日・フジテレビ・TBS・テレビ東京などがキー局に当たります。
キー局と地方局はどう違う？
そもそもキー局と地方局（ローカル局）はどう違うのでしょうか。地方局とはキー局以外のテレビ局全体を指しており、それぞれの地方の番組が放送されています。その他、キー局で届かない電波を地方局の電波に乗せて放送している場合もあります。
有名アナウンサーの年収
有名アナウンサーになると年収は上がるの？と思う方もいるかもしれませんが一概では無いようで、人気の桝太一アナで約1200万円、水卜麻美アナで約1200万円超となっており、特に出演番組が多い安住紳一郎アナの年収は推定1億とも言われています。さらにカトパンこと加藤綾子アナは、フジテレビ退社後はフリーで活動されているようですが推定2億という噂です。現在、局に在籍して一番稼いでいるのは安住紳一郎アナですが、フリーになればその5倍くらいになるのではとも言われているようですね。
アナウンサーになるには？
アナウンサーになるにはテレビ局の採用試験に合格する必要があります。4年制大学以上の学歴が必要な局がほとんどで、それに加えアナウンススクールに通うのが一般的のようです。キー局の倍率は1000倍以上と言われており本当に狭き門のようですね。
地方局の新卒の年収は？
地方で働く新卒アナウンサーの年収は300万円前後と言われており一般企業と大差はないようです。大学を卒業しての年収になりますので、下手したら同年代に比べ若干安いくらいまであるかもしれません。
まとめ
以前に比べるとテレビ人気が落ちた現在ですが、まだまだ人気の職業であるアナウンサー。4年制大学以上の学歴や発声技術の習得、アナウンススクールと絶え間ない努力が必要な職業です。無事アナウンサーになれても番組に合わせて局入りするのでハードなアナウンサー人生が待っていることでしょう。それでもアナウンサーという職業が人気なのはアナウンサーの魅力がある証拠なのではないでしょうか。私たちに情報を届けてくれるアナウンサー、これからも応援していきましょう。
