この記事では、2018年に突然亡くなった俳優・大杉漣さんの死因について調べています。数々のドラマや映画で活躍し、晩年はバラエティー番組のレギュラーメンバーにも選ばれていた大杉漣さん。老若男女問わず愛されるキャラクターはもちろん、面倒見のよい先輩として業界でも評判が高かったそうです。
そんな大杉漣さんの突然の訃報に、日本中が悲しみに包まれましたね。
大杉漣さんの死因は何だったのでしょうか?生前の代表作や交友関係を振り返りながら、まとめてみたいと思います。
大杉漣の死因は何だった?急死はなぜ?
https://twitter.com/marlboroman1217/status/1857769332648063074
大杉漣さんの死因は、急性心不全でした。亡くなったのは66歳と、まだまだこれから活躍できるはずだった大杉漣さん。亡くなった際、出演中のドラマの撮影期間だったということで、ホテルに滞在していたそうです。そして、急に体調不良を訴え病院に搬送されますが、そのまま帰らぬ人になってしまいました。
【参考サイト:日本経済新聞】
病気で療養中ではなかった大杉漣さん。なぜ体調不良を訴え、急に亡くなってしまったのでしょうか。
大杉漣を襲った「急性心不全」とは
大杉漣さんは、体調不良を訴えわずか4時間後に亡くなってしまいました。あまりに急すぎる別れに、家族や俳優仲間たちも現実を受け入れられなかったといいます。
「急性心不全」や「心不全」は、よく死因として説明されることがありますが、実は直接的な原因ではなく、何らかの原因で心臓が止まってしまうという現象にすぎません。
つまり、心不全を起こした原因が他にあるのです。
【参考サイト:ドクターズファイル】
大杉漣の急性心不全を引き起こした病気は何だった?
大杉漣さんが訴えた体調不良は「腹痛」だったことが分かっているため、考えられる病気は急性心筋梗塞か解離性大動脈瘤破裂だといわれています。これらは糖尿病を患っていたりタバコやお酒を過剰摂取したりすることで起きやすくなり、突然死を引き起こす要因とされています。
大杉漣さんは10年以上前までヘビースモーカーだったとのことで、これらの病気にかかる可能性があったのでしょう。
【参考サイト:AERA.dot】
大杉漣の代表作や交友関係を振り返る
大杉漣さんは死因:急性心不全とされ、突然亡くなってしまいました。生前の代表作は数知れず、交友関係も広く、後輩から慕われるあたたかな人柄が魅力だったそうですよ。ドラマや映画をあまり見ない人でも、大杉漣さんという役者のことは知っている。そんな人も多いのではないでしょうか。
大杉漣さんの代表作や交友関係を振り返ってみましょう。
大杉漣の代表作
大杉漣さんの代表作として知られているのは、主に以下の作品でしょう。
- アウトレイジ(2017年)
- ソナチネ(1993年)
- シン・ゴジラ(2016年)
- 闇金ウシジマくん(2016年)
- SPEC〜零〜(2013年)
『アウトレイジ』ではヤクザ役がハマっており、のちに見せたバラエティー番組でのお茶目なキャラクターとのギャップに驚きましたよね。
『シン・ゴジラ』で大杉漣さんが演じたのは内閣総理大臣。弱々しく決断力に乏しい、リアルな総理大臣を熱演したのが好評でした。
https://twitter.com/INASHIKI_INA4KI/status/966281598206230528
大杉漣の交友関係
大杉漣さんは、さまざまな業界の人たちと交流があったことでも知られていました。特に俳優仲間とは一生モノの絆を築き上げており、遠藤憲一さん・松重豊さん・光石研さん・田口トモロヲさんと5人でLINEグループも作っていたそうです。
【参考サイト:デイリー】
また、俳優・勝村政信さんも大杉漣さんと親交のあったうちの1人で、2024年に大杉漣さんの写真を持って長崎県を訪れ、2人で長崎を巡る様子を投稿していましたよ。
https://twitter.com/footbrainMC/status/1842375813574148192
まとめ
大杉漣さんの死因について調査するとともに、大杉漣さんの生前の代表作や交友関係についてもまとめてみました。
大杉漣さんの死因となった「急性心不全」自体は病気ではなく、結果的に心臓が止まってしまったという現象に過ぎないということが分かりました。しかし、急性心不全を引き起こした原因や病気に関しては、明確な情報が公開されていませんでした。可能性のある病名はありましたが、あくまで推測の域を出ないでしょう。
今後もたくさんの作品とともに、大杉漣さんの存在が語り継がれることを祈りましょう。