カジノ法案やIR整備法の成立に伴い、ギャンブルの違法性を耳にする機会が増えてきました。しかし、パチンコや競馬など、日本では古くから行われているギャンブルも存在。これらは違法ではないのでしょうか。
本記事では、ギャンブル法の内容や効果範囲を徹底解説。ギャンブル法を十分に理解した上で、賭け事を楽しみましょう。
ギャンブル法とは？
ギャンブル法とは、いわゆる賭博法のことで、一般的に賭博行為や関連活動を規制・制御するための法律です。不正な賭博活動を防ぐとともに、社会の秩序や公共の福祉を保つ目的で制定されています。
日本におけるギャンブル法では、公序良俗に反する賭博行為が犯罪とされ、これを行う者や場所を提供する者に対して罰則が規定されています。
一方で、公営ギャンブルは、ギャンブル法の対象外とされています。公営ギャンブルには、宝くじやパチンコ・パチスロ、競馬、競輪、競艇、オートレースなどを含みます。
これらは、国や地方自治体などの公的機関が運営・管理しているものであり、その収益の一部が財源として活用されることが多いです。このように、公共の利益を目的としており、適切な規制のもとで運営されているため、公営ギャンブルはギャンブル法の罰則の対象外とされています。
ただし、公営ギャンブルであっても、ベットできるのは20歳になってからです。また、ギャンブル法の規定範囲は国によって異なるため、日本以外でギャンブル行為をする場合には、その国の法令や関連機関の公式情報を十分に参照した上で行うようにしましょう。
オンラインカジノはギャンブル法に該当する？
日本からオンラインカジノにアクセスして遊ぶ場合、ギャンブル法に該当するか否かはグレーとなります。
確かに、通常は金銭を賭けてギャンブルを行う行為ことは違法とされています。しかし、オンラインカジノの場合は、事情が異なります。
その理由として、まずオンラインカジノの多くは日本ではなく、海外の会社が運営しています。さらに、海外の会社が運営する場合、オンラインカジノは政府から公的なライセンスの所有を認可されている必要があります。
このライセンスは、マルタ共和国やキュラソー、ジブラルタルなどで申請・取得することが可能です。ただし、実際には取得するためには、かなりの厳しい審査項目をクリアする必要があります。審査にあたって、ゲームの公平性やセキュリティシステム、資金管理力や法的コンプライアンスの遵守など、カジノ企業の信頼性と透明性をあらゆる面から評価・検討します。
このことから、海外政府の厳格な審査を通過し、第三者機関に管理されたライセンスを所有するオンラインカジノで遊ぶことは、健全であるといえます。そのため、ギャンブル法に該当するとは必ずしも言えなくなるでしょう。
一方で、多数のオンラインカジノが誕生している中で、ライセンス未所持のプラットフォームも一部存在しています。これらで遊ぶ場合は、ギャンブル法への該当するだけでなく、個人情報が保護されないリスクもあります。そのため、オンラインカジノ最新おすすめで紹介しているような、ライセンス所有の高評価プラットフォームを選択することで、この懸念を払拭しましょう。
