意外と知らない人も多い?バカラの豆知識

バカラはカジノで最も人気があるゲームの一つです。非常に単純なゲームでルールを知らない人がバカラに行ってもその場で覚えて楽しむことができます。また、戦略と呼べるものもあまりなく運の要素が強いトランプゲームなので、初心者と経験者が対等に勝負できるところも人気の理由みたいです。一回の勝負も最初のカードが引かれてから結果が出るまで基本的には一分もかかりません。単純なゲームですが、なぜかはまってしまうゲームで、カジノゲームの王道と考えている人が多くいます。今回はそんなバカラというゲームのちょっとした豆知識について取り上げます。意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

実はバカラは場所や時代によって名前が違う。

バカラはというゲームは実は異なる名前で呼ばれることもあります。イタリアでは「プントバンコ」と呼ばれていました。プントバンコはバカラの別名ですが、ルールなどは同じです。イタリアがバカラの発祥の地だという説が有力であるため、このプントバンコがバカラの起源の可能性が高いです。また、フランスでは「バカラバンク」や「シェマンドフェール」というバカラの一種のゲームが生まれています。この2つは通常のバカラとはルールも少し異なるものです。そして、現代では「ミニバカラ」と呼ばれるゲームも出ています。このミニバカラは、端的に言えば一部のカジノ顧客のために無駄を省いたゲームです。「低い賭け金で遊べる」、「特有の演出(カードをゆっくりめくって結果が出るまでのドキドキを楽しむ)が無い」ということが特徴で、素早いゲーム進行を好む顧客向けのバカラになっています。その他にもバカラにはバリエーションがあります。

ラスベガスのバカラは歴史が浅い

ラスベガスはカジノの都市というイメージがありますよね?バカラは数百年以上昔からあるゲームなので、ラスベガスでも大昔からプレイされていたと思っていた人も多いのではないでしょうか?しかし、海外のサイトで調べてみると、意外にもバカラがラスベガスに登場したのは1959年かららしいです。まだ100年もたっていないということになりますね。一説によると、カジノ側がバカラではあまり利益を生み出すことができないと考えたのがその理由とのこと。ちなみに、ラスベガスで初めてバカラを導入したのはSands Casinoとのことですが、最初の日では250,000ドルの損失を出してしまったようです。しかし、次の話からも分かる通り、バカラはカジノ側にとってもビジネス的に価値あるゲームになっています。

カジノにとってバカラは大きな利益をもたらすゲーム

バカラは回転の速いゲームになっています。すぐに決着がつくため、カジノ側にとっても利益を生み出しやすいゲームになっているようです。中国の富裕層など特にアジアの金持ちたちに人気のゲームになっていて、一度に高額な金額を賭ける人もいます。ちなみに、海外の記事で調べてみると、カジノにとって一番儲かるゲームはスロットになっているようで、2018年のネバダ州(ラスベガスのある州)だと33億ドルの稼ぎだったそうですが、2番目はバカラになっているとのこと。金額は12億ドルのようです。バカラはアメリカでも非常に多くの人にプレイされるゲームのようです。

まとめ

今回はバカラの豆知識について取り上げてみました。今回取り上げたのはほんの一部で、まだまだ興味深いものが数多くあると思います。