西田敏行の死因は病気?急死って本当?遺作は何だった?

2024年10月に急逝した俳優・西田敏行さんの死因について調べてみました。『釣りバカ日誌シリーズ』が代表作として知られていますが、現代でも『白い巨塔』や『アウトレイジ』『ドクターX』などで活躍していましたので、若年層にもよく知られた俳優だったのではないでしょうか。

76歳で亡くなった西田敏行さんですが、死因や亡くなったときの状況について調べてみましょう。

西田敏行の死因は病気?急死って本当?

西田敏行さんは2024年10月、東京都世田谷区の自宅で死亡している状態で発見されました。急死とみられ、死因は「虚血性心疾患」だったそうです。

発見されたのはお昼過ぎだったそうですが、死亡時刻は同日朝6時半くらいだったとみられ、数時間経過してから発見されることになりました。

では、西田敏行さんの死因となった「虚血性心疾患」とはどのような病気なのか、見てみましょう。

「虚血性心疾患」とは?

「虚血性心疾患」とは心臓への血流が不足することで発症する病気です。西田敏行さんの場合、この虚血性心疾患が直接的な死因となり突然死を招きましたが、すぐに死に至らない可能性もあるのだそうです。

私たちのよく知る呼び名でいうと「狭心症」と「心筋梗塞」があります。心臓に酸素を供給する冠動脈が狭くなったり詰まったりすることが原因になります。結果、心臓への血流が不足し、胸痛や息切れを引き起こします。

狭心症とは

虚血性心疾患の一種である狭心症は、冠動脈が一時的に狭くなり胸に痛みや圧迫感を感じる病気です。運動をしたり強いストレスを感じたりしたときに発症しやすく、休むと症状が和らぐことが多いそうです。冠動脈は全部で3本あり、狭くなる本数が多ければ多いほど重篤です。進行すると、心筋梗塞につながる可能性があります。

【参考サイト:NEW HEART

心筋梗塞とは

虚血性心疾患の一種である心筋梗塞とは、冠動脈が完全に詰まり心筋が壊死する状態です。冠動脈が狭くなるのが狭心症であるのに対し、完全に詰まり血流がなくなってしまうのが心筋梗塞だということです。激しい胸痛や息切れが特徴で、この状態が続くと心臓の機能が急速に悪化し、緊急の治療が必要となります。

西田敏行さんの死因となった虚血性心疾患は、この心筋梗塞の兆候を早期に発見することが重要なのだそうです。

【参考サイト:桂川さいとう内科循環器クリニック

西田敏行の遺作は何だった?

西田敏行さんの死因は、虚血性心疾患だということが分かりました。共演者からも悲しみの声が寄せられ、西田敏行さんの生前の代表作品に注目が集まっています。

西田敏行さんの遺作となったのは、米倉涼子さんが主演を務める『劇場版ドクターX FINAL』です。

【参考サイト:Yahooニュース

西田敏行さんとは長年の交流があったという、主演の米倉涼子さん。「トシちゃん」と呼び、顔を寄せ合う仲睦まじいショットを投稿していました。

https://twitter.com/r__y1975/status/1848703759968571653
https://twitter.com/Rose543210678/status/1846766942356754575

まとめ

名俳優・西田敏行さんの死因について調査しました。西田敏行さんの死因は虚血性心疾患という疾患で、心筋梗塞が進行した状態の重篤な病気であることが判明しました。妻の外出中に起きてしまった、西田敏行さんの死。晩年は車いすに乗ることもあり、体調不良が心配されていただけに、ファンにとっても悲しみに暮れる出来事となりましたね。

西田敏行さん自身の代表作、そして西田さんを尊敬する後輩俳優たちが新たに作り上げる作品によって、西田敏行さんは視聴者の心の中で生き続けることでしょう。