俳優・渡辺裕之さんの訃報は多くの人に衝撃を与えました。死因は病気だったのか、あるいは他の事情があったのか。また、歌手である渡辺裕之 長女など家族関係や夫婦仲も気になるところです。
そこで本記事では、渡辺裕之さんの死因や家族関係、夫婦仲を調査しました。
渡辺裕之の死因は?病気だったって本当?
俳優として活動していた渡辺裕之さんの突然の訃報は、世間に衝撃を与えました。その死因は果たして何だったのでしょうか?病気だったという情報もあるようですが、まずは渡辺裕之さんの死因について徹底調査しました。
所属事務所が発表した「縊死」という死因
渡辺裕之さんは2022年5月3日、神奈川県の自宅地下トレーニングルームで倒れた状態で発見され、死亡が確認されました。当初は器具の事故説も囁かれましたが、事務所側はそれを否定。
その後、所属事務所は渡辺裕之さんが自宅で縊死したと発表したのです。縊死とは、首を何かでくくったり圧迫されたりして命を落とす状態を指します。この表現は、「自殺」と直に書くよりも慎重なニュアンスを含むということです。
老年性うつや喪失体験の影が指摘される心の状態
複数の報道では、渡辺裕之さんが晩年「老年性うつ」の疑いを抱えていた可能性が指摘されました。筋肉・関節の痛みや身体の衰え、仕事量の減少などが喪失体験としての彼の心を蝕んだ可能性があるとのこと。
関係者の証言では、最近は元気がない表情が目立ち、仕事前に「自信が持てない」と震える場面も見られていたそうです。こうした精神的な揺らぎと密接な関係があったのではないかと分析されています。
コロナ禍での自律神経失調症と不安の言動
妻である原日出子さんは、渡辺裕之さんがコロナ禍により自律神経失調症と診断され、治療を受けていたことをコメントで明らかにしています。また、「眠れない」「先行き不安」といった言葉を口にするようにもなっていたとも報じられました。
さらに、一部報道にはスタッフに対して「財布を取られた」「カードを盗まれた」といった訴えをしたとの証言もありますが、これらの言動の真偽については確認が取れていません。
渡辺裕之さんの家族関係は?
渡辺裕之さんはとても仲が良い家族関係を築いてきたことがわかっていますが、どんな家族関係だったのか詳しく調査しました。
再婚と連れ子との養子縁組
妻である原日出子さんには前婚で生まれた長女・真美さんがおり、渡辺裕之さんとは、真美さんが約9歳の時に家族になっています。渡辺裕之さんは後に真美さんと養子縁組の手続きを行い、実子のように可愛がってきたとのこと。
そんな真美さんが結婚する際、旦那さんになる男性が結婚の挨拶で初めて家に来た際、娘を取られてしまう悔しさから、怖がらせてやろうと怖い顔をしたそうなのですが、最終的には「お願いします」と言ってしまったとのエピソードが残っています。
実子:次女と長男の存在
夫妻の間には、次女の磨裕美さんと長男の貴裕さんが実子として誕生しています。磨裕美さんは歌手として活動しており、次世代の才能として注目されており、渡辺裕之さんの生前にはバンドで共演した経験もあります。
貴裕さんは俳優として活躍していた時期もあったそうなのですが、現在は表舞台には出ておらず、既に芸能界を引退した可能性が高いとのこと。引退理由はわかっていません。貴裕さんと渡辺裕之さんは同じ12月生まれということで、一緒に誕生日を祝う画像も残っており、家族関係はとても良好だったことがわかっています。
孫たちの存在と世代を繋ぐ絆
渡辺裕之さんには3人の孫がおり、いずれも長女である真美さんの子供たちです。そんな3人の孫を渡辺裕之さんはとても可愛がっており、報道によると、隣家ほど近い距離で暮らし、夕食を共にするなど家族の時間を共有する様子などが伝えられていることから、子供や孫に囲まれた幸せな家族関係を築いていたことが伺えます。
そんな幸せな家族関係を築いていただけに、突然の渡辺裕之さんの死去は家族に大きな喪失感を与えたことは想像できますね。
渡辺裕之と原日出子の夫婦仲は?
渡辺裕之さんは初婚、原日出子さんは子連れ再婚ということですが、夫婦仲はどうだったのでしょうか?ここでは、渡辺裕之さんと原日出子さんの夫婦仲について調査していきます。
おしどり夫婦と称された長年の結婚生活
1994年に結婚して以降、渡辺裕之さんと原日出子さんは「芸能界のおしどり夫婦」として広く知られていました。共演作やイベント出演の機会も複数あり、公私ともに支え合う姿が印象的でしたね。
2人は互いを尊重し、仲睦まじい関係を築いてきたとも伝えられています。一方で、長い結婚生活の中では小さなすれ違いや日常の課題も存在したとされ、夫婦ならではの絆の深さと現実の難しさが共存していたとも報じられています。
表面化した「異変」の兆し
複数の報道では、夫婦関係の中に少しずつ異変が現れていたとの証言も取り上げられています。渡辺裕之さんは数年前から体調不良や精神的な揺らぎを抱え、自立神経失調症の診断を受けたことを原日出子さんが公表したことは前述しましたが、日常の中で小さな変化が積み重なり、周囲の人々も気付くようになっていたそうです。
渡辺裕之さんが実弟と最後に話した際には「本当に原さんと結婚して良かった」と語ったそうで、夫婦関係の深さと同時に、心の葛藤や複雑な感情が含まれていた可能性が示唆されています。
原日出子が語った夫への思いと日常の支え
原日出子さんは渡辺裕之さんについて「人一倍家族思いで心配性だった」と語り、家族を守ろうとする姿勢を強調しています。妻として夫の健康や心の状態を支える日々は決して容易ではなく、時に苦悩もあったことが伝わります。
それでも、原日出子さんは「懸命に向き合った日々だった」と振り返り、夫婦が互いに支え合いながら歩んできた日常の重みを示しました。その言葉からは、支える側の葛藤と同時に、強い愛情と信頼があったことも伺えますね。
最後に
渡辺裕之さんの死因をめぐる報道は、「病気説」から「自殺説」までさまざまに飛び交いました。真相は公式発表の範囲にとどまりますが、その背後には家族や妻・原日出子さんとの複雑な絆と長年の信頼関係があったこともまた、忘れてはならない事実です。